白洲次郎の名言

「いま日本でいけないのはすぐに人の脚をひっぱることだね。これは大変な奴だと思うと脚をひっぱっちゃう。だから日本で何かのトップにゆく奴は、毒にも薬にもならない奴が大部分だよ」

ー白洲 次郎

「長く大事に持っているものは人に貰ったものより自分自身の苦心の結晶に限る」

ー白洲 次郎

「アナタの英語も練習すればうまくなる」

ー白洲 次郎

「こんなバカな戦争を始めた奴の顔が見てみたい」

ー白洲 次郎

「この憲法は占領軍によって強制されたものであると明示すべきであった」

ー白洲 次郎

「私は”戦後”というものは一寸やそっとで消失するものだとは思わない」

ー白洲 次郎

「すべての物事で大事なのはその事自体より、それに掛かり合っている原則だということを忘れてはならない」

ー白洲 次郎

「僕は政治家じゃないし、人に何言われても一向に平気なんだ。僕はそういう所、わりに旧式なのよ。自分の良心はきれいだと思ってるから、人が何言おうと平気なんだ」

ー白洲 次郎

「対等なのだから相手国に合わせる必要はない」

ー白洲 次郎

「このごろのマスコミの論調をそのまま世論だとお思いめさるな。国民はそんなに軽率でも無ないし一方的でもありません」

ー白洲 次郎

「熱意だよ。日本でも明治維新の時の政治家とか実業家は、熱意があったからあれだけの仕事が出来たんだね」

ー白洲 次郎

「日本人も日本も欠点だらけらしいが、人間も国家も完全ではあり得ない。米国もまたその例外ではなかろう」

ー白洲 次郎

「どうしたらよくなるか、それを工夫してゆくよりしょうがないじゃないか。よくなるとかならんというよりも、よくするほかに途（みち）がないことを認識すべきだ」

ー白洲 次郎

「強い奴が強い奴に抑えつけられるのは世の常で致し方なしと諦めもするが、いうことだけは正しいことを堂々と言って欲しい」

ー白洲 次郎

「戦争前は日本の全部が自己陶酔だね、一種の
初めはちっちゃな嘘なんだ。
ちっちゃな嘘をついて、
それがバレそうになると、
だんだん嘘を大きくしてゆくんだな」

ー白洲 次郎

「皆がいい人だと褒めすぎて
悪口を言われないような人々は
おしなべて馬鹿に限るようだ。
お釈迦様やキリストのような人物がおるのなら
喜んで例外を認めるが」

ー白洲 次郎

「人が困っているときは助けるもんだ」

ー白洲 次郎

「日本ぐらい、自分でものを考えるやつが
少ない国はありませんよ。
違ったことをいうと、
そこらへん全部ご機嫌が悪い」

ー白洲 次郎

「今の政治家は交通巡査だ。
目の前に来た車をさばいているだけだ。
それだけで、警視総監になりたがる。
政治家も財界のお偉方も志がない。
立場で手に入れただけの権力を、
自分の能力だと勘違いしているやつが多い」

「人間は地位が上がれば上がるほど
役得を捨てて、役損を考えろ」

ー白洲 次郎

「我々は戦争に負けたが、奴隷になったのではない」

ー白洲 次郎

「日本人は盛んに、現実を凝視せよ、
なんて言うけどね、事実を事実と認めて
黙って見てるんじゃいけないんだ。
議論したければ議論すればいいんだ。
ところが、痛烈なこと言うと恨むんだね。
人の前で恥をかかしたって、
面子々々っていうけれど、
八月十五日以来、
日本人に面子なんてあるかっていうんだ」

ー白洲 次郎

「戒名無用、葬儀不要」

ー白洲 次郎

「仮にも天皇陛下からの贈り物をその辺に置けとは何事か！」

ー白洲 次郎

「『すみません。』は駄目だ、『SAY THANK YOU』だ」

ー白洲 次郎

「反省のない人間など使いものになるとは思わない」

ー白洲 次郎

「ボクは人から、アカデミックな、プリミティブ（素朴）な正義感を振り回されるのは困る。とよくいわれる。しかしボクにはそれが貴（とうと）いものだと思ってる。他の人には幼稚なものかもしれんが、これだけは死ぬまで捨てない。ボクの幼稚な正義感にさわるものは、みんなフッとばしてしまう」

ー白洲 次郎

「永続性のない様なことはせぬがよい。しても無駄だから」

ー白洲 次郎

「人に好かれようと思って仕事をするな。むしろ、半分の人には嫌われるように積極的に努力しないと良い仕事はできない」

ー白洲 次郎

「弱い奴が強い奴に抑え付けられるのは世の常で致し方なしと諦めもするが、言うことだけは正しいことを堂々と言って欲しい」

ー白洲 次郎

「プリンシプルを持って生きれば、人生に迷うことは無い」

ー白洲 次郎

「プリンシプルは何と訳してよいか知らない。『原則』とでもいうのか。日本も、ますます国際社会の一員となり、我々もますます外国人との接触が多くなる。西洋人と付き合うには、すべての言動にプリンシプルがはっきりしていることは絶対に必要である」

ー白洲 次郎

「今の日本の若い人に、一番足りないのは勇気だ。『そういう事を言ったら損する』って事ばかり考えている」

ー白洲 次郎

「長く大事に持っているものは人に貰ったものより自分自身の苦心の結晶に限る」

ー白洲 次郎

「どうしたらよくなるか、それを工夫してゆくよりしょうがないじゃないか。よくなるとかならんというよりも、よくするほかに途（みち）がないことを認識すべきだ」

ー白洲 次郎

「熱意だよ。日本でも明治維新の時の政治家とか実業家は、熱意があったからあれだけの仕事ができたんだね」

ー白洲 次郎

「私はお互いにもっと自分自身を反省すべきだともう。私などこの自分の反省の不足に毎日毎日悩んでいると正直に白状するが、ことさらに産業の経営者にはこの反省が必要だと思う」

ー白洲 次郎

「金払いはよくしろ、明るくふるまえ、特定の女とばかりしゃべるな。そして、言い寄られたらノーと言え」

ー白洲 次郎

「現代をあんまり早く掴み過ぎた奴は、いつでも不幸になっちゃうんだ。ちょっとばかり早く掴んだ奴が、非常な成功児になるんだ」

ー白洲 次郎

「人様にしかられたくらいで引込むような心臓は、持ち合わせがない」

ー白洲 次郎

「このごろ、経済界で、合理化合理化と盛んに、云ってるけど、今の経営者に非常に大事なことは、何よりも先ず心構えを変えることだ」

ー白洲 次郎

「僕は政治家じゃないし、人に何言われても一向に平気なんだ。
僕はそういう所、わりに旧式なのよ。自分の良心はきれいだと思ってるから、人が何言おうと平気なんだ」

ー白洲 次郎

「個人間においても、国際間においても、本当の友情は腹を割りあった仲にのみ生れる。相手が好きそうなことばかり言って一時的に相手を喜ばして、してやったりと思っているなど浅はかな極みである」

ー白洲 次郎

「地位が上がれば役得ではなく”役損”というものがあるんだよ」

ー白洲 次郎

「井戸の中の蛙は大海を知らないという諺があったようだが、大事なことは、この蛙が大海を知る可能性がないにしても、井戸の中にいる自分を、井戸の外から眺められることさえ出来れば、用はいくらか足りるような気もする。昨年の終りにアメリカに行った時、その蛙の私が井戸の外に出たような気もしないことはなかった」

ー白洲 次郎

「何かにしがみつかなければ、生きていけない根性なら、神頼みでもして、鰯の頭でも信心していた方が、他人様の御迷惑にならんだけでもましだろう」

ー白洲 次郎

「イギリス人の気持ちが良いことの一つは、人間として公平な態度をとることだ」

ー白洲 次郎

「自分よりも目下と思われる人間には親切にしろよ」

ー白洲 次郎

「イギリス人の気持ちが良いことの一つは、人間として公平な態度をとることだ」

ー白洲 次郎

「運転手を待たしてゴルフする奴なんか、ゴルフをする資格はない」

ー白洲 次郎

「死んだらクサル」

ー白洲 次郎

「筋肉労働は好きだな。知的労働はしないよ」

ー白洲 次郎

「私は『戦後』というものは、一寸やそっとで消失するものだとは思わない。我々が現在声高らかに唱えている新憲法もデモクラシーも、我々のほんとの自分のものになっているとは思わない。それが本当に心の底から自分のものになった時において、はじめて『戦後』は終わったと自己満足してもよかろう」

ー白洲 次郎

「家庭が面白くないから男は外で遊ぶのだろうが、それでおめかけさんを囲ったら、おそらくまたそこから逃げ出して、別の家庭を作らなきゃならない。僕はそんな無駄なことはしないよ。牛乳一杯飲むだけのために牛一頭飼う馬鹿がどこにいる」

ー白洲 次郎

「あの大学はいい大学なんだよな。だってあそこを出ただけでは何にもならないんだから」

ー白洲 次郎

「外国なんていう意識がなくなれば戦争もなくなるかも知れぬ。そのかわり、あった時にはバタン、キューと一挙に全滅に突進するのかも知れぬ。世界各国がお互いのことをなるたけ早く、よく、知り合わないと科学の進歩に間に合わないかも知れぬ。もっともっと外国のことを知ろうという意欲を起こすことだ。殊にその外国人の立場に立ってその外国を知ることだ」

ー白洲 次郎

「将来の日本が生きて行くに大切なことは、全部なら一番いいのだが、なるべく多くの人が、日本の国の行き方ということを、国際的に非常に鋭敏になって考えて行くことだ。今度は、自己中心の考え方をしたらいっぺんに潰されてしまう」

ー白洲 次郎

「個人間においても、国際間においても、本当の友情は腹を割り合った仲にのみ生まれる。
相手が好きそうなことばかり言って一時的に相手を喜ばして、してやったりと思っているなど浅はかな極みである」

ー白洲 次郎

「英国では会社の社長に給仕がお茶を持ってきたら、必ず『ありがとう』という。当たり前のことだが気持が好い。日本でも子供に親がもっとこういうことを教えなければいけない。これがほんとうの民主教育というものだと、僕は思う」

ー白洲 次郎

「私の知っている人々でも、皆がよい人だと褒め過ぎて悪口を言われない様な人々は、おしなべて馬鹿に限るようだ。オシャカ様やキリストの様な人物がおるのなら喜んで例外を認めるが」

ー白洲 次郎

「個人関係においても、国際関係においても永続きする友情は、双方が腹を打ち開けて話すことである。そこに何等の遠慮もあってはならないと私は信じる」

ー白洲 次郎

「経済人はもっともっと自己反省してみても悪くはなかろう。やれ補助金だ、やれ割当だと、こまってくるとすぐ政府になんとかしてくれと泣きつく乞食根性は、もうやめてもらいたいものだ」

ー白洲 次郎

「どうも日本人というのは、これは日本の教育の欠陥なんだけど、物事を考える時に、物事の原則っていうことをちっとも考えないんだ」

ー白洲 次郎

「政治をやる人はもっともっと行政の対象の国民の立場になって考えてみるがいい。農民の生活の向上を叫びたい人は、農民の生活がどんなものかと体験してからにしてもらいたい。」

ー白洲 次郎

「日本人は盛んに、現実を凝視せよ、なんて言うけどね、事実を事実と認めて黙って見てるんじゃいけないんだ。議論したければ議論すればいいんだ。」

ー白洲 次郎