北条政子の名言

「私のあの時の悩みは今の静御前の心と同じなのです。義経の多年の愛を忘れて、恋慕しなければ貞女ではありません」

ー北条 政子

「皆さん、心を一つにして聞きなさい。これが私からの最後の言葉です」

ー北条 政子

「その御恩は、海よりも深く山よりも高いのです」

ー北条 政子

「そこまであなたが安達景盛を討つというならば、まずわたしに矢を射りなさい」

ー北条 政子

「子供たちの中でただ一人残った大臣殿（源実朝）を失い、これでもう終わりだと思いました。なぜ尼一人が憂いの多いこの世に生きねばならないのか。川に身を投げようとさえ思ったのであります」

ー北条 政子

「名声を大切にしようと思う者は、足利（藤原）秀康。三浦胤義を討ち取り、源氏三代の将軍（頼朝・頼家。実朝）が残したものを最後まで守りなさい。ただし、後鳥羽上皇のもとに参ろうと思う者は、今すぐ申し出なさい」

ー北条 政子

「尼ほど深い悲しみを持った者はこの世にいません」

ー北条 政子

「大姫と頼朝が死んで自分も最期だと思ったが、自分まで死んでしまっては年端も行かぬ頼家が二人の親を失ってしまう。子供たちを見捨てることはできなかった」

ー北条 政子

「姫御前（長女の大姫）、大将殿（源頼朝）、左衛門督殿（長男の頼家）、右大臣殿（次男の実朝）に先立たれ、四度もの辛い思いをしてきました。」

ー北条 政子

「今、皆が京方について鎌倉を攻めることは、大将殿（頼朝）と右大臣殿（実朝）の御墓所を馬の蹄に蹴らせるようなもの。御恩を受けた者がすることではありません」

ー北条 政子

「故右大将軍朝敵を征罰し、関東を草創してより以降、官位と云ひ俸禄と云ひ、其の恩既に山岳よりも高く、溟渤よりも深し。報謝の志これ浅からんや。」

ー北条 政子

「今、鎌倉は創設以来の危機です」

ー北条 政子

「速やかに上洛せよ」

ー北条 政子

「今度は、権大夫が討たれることとなれば、五度目の悲しみを味わうことになってしまいます。『女人五障』とはこの事なのでしょうか」

ー北条 政子

「吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人のあとぞ恋しき」

ー北条 政子

「故右大将軍（頼朝）が朝敵を征伐し、鎌倉に幕府を創って以来、官位といい、俸禄といい、その恩は山よりも高く、海よりも深いもの。感謝の気持ちは浅くないはず。しかしながら、反逆者が事実でない事を訴え、道理からはずれた院宣が発せられた」

ー北条 政子

「皆心を一にして奉るべし。これ最期の詞なり」

ー北条 政子

「景盛を討つと言うならば、まず私を矢で射なさい」

ー北条 政子

「しづやしづしずのをたまきをくり返し　昔を今になすよしもがな」

ー北条 政子

「武家の跡取が鹿を獲ったぐらい騒ぐことではない」

ー北条 政子