野村克也は、日本を代表するプロ野球監督の一人であり、野球評論家としても活躍していた人物です。「ノム」「ノムさん」「ムース」などの愛称で親しまれていました。
初めて専任監督になったのは1990年から就任したヤクルトスワローズでした。
その際に「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう。」と当時の相馬和夫球団社長に話し、実際にその後1年目は5位、2年目は3位、3年目で14年ぶりのリーグ優勝を果たしました。
野村克也監督は、常に勝つことにこだわり、選手たちに強い信頼を寄せ、独自の野球哲学を持っていました。現在も彼の名言や考え方は、多くの人々に愛されています。
本記事では、そんな野村克也監督の名言をご紹介します。
野村克也の名言
「「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。」
– 野村克也
「重荷があるからこそ、人は努力するのである。重荷があるからこそ、大地にしっかりと足をつけて歩いていける。」
– 野村克也
「若いときに流さなかった汗は年をとったときの涙となる。」
– 野村克也
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。」
– 野村克也
「好かれなくても良いから、信頼はされなければならない。嫌われることを恐れている人に、真のリーダーシップは取れない。」
– 野村克也
「楽を求めたら、苦しみしか待っていない。」
– 野村克也
「人生の最大の敵、それは「鈍感」である。」
– 野村克也
「自己を過大評価した瞬間から、思考の硬直が始まる。」
– 野村克也
「うまくいっているときは、周りに人がたくさん集まる。だが、一番大切なのは、どん底のとき、誰がそばにいてくれたかや。」
– 野村克也
「「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる。」
– 野村克也
「優勝というのは強いか、弱いかで決まるんじゃない。優勝するにふさわしいかどうかで決まる。」
– 野村克也
「限界が見えてからが勝負だ。」
– 野村克也
「不器用な人間は苦労するけど、徹してやれば器用な人間より不器用な方が、最後は勝つよ。」
– 野村克也
「新人のころ、私が夜、合宿所の庭で素振りをしていると、盛り場に繰り出す先輩たちが、「おい、野村。この世界は才能だ。バット振って一流になれるなら、みんななってるさ」とからかうんですよ。でも、私はそうは思わなかった。才能がすべてならこっちはとっくにお払い箱ですから、努力を信じてやるしかなかったわけです。」
– 野村克也
「なんといっても己を知ること。いまの自分には何が足りないのか、どこが弱いのか。こうしたことを正しく認識することが極めて重要です。それには、自分の課題について感じたり、考えたりする癖をつけて、感知するセンスを日々磨くしかありません。そうして自分の課題がわかったら、次にそれを補い、克服するための方法論を必死に考えるのです。」
– 野村克也
「敵に勝つより、もっと大事なことは、常に自分をレベルアップすること。」
– 野村克也
「「もうダメ」ではなく、「まだダメ」なのだ。」
– 野村克也
「自分は正しい努力をしているか、毎日自分に問いかけよ。」
– 野村克也
「失敗の根拠さえ、はっきりしていればいい。それは次につながるから。」
– 野村克也
「人を判断するときは決して結論を急がないこと。」
– 野村克也
「妥協、限定、満足は禁句ですよ。あくなき挑戦あるのみ。」
– 野村克也
「ナポレオンは「人間を動かす二つのテコがある。それは恐怖と利益である」と言った。私はこの二つに「尊敬」を加えたい。リーダーは「利益と尊敬と、少しの恐怖」で組織を動かしていくべきで、その潤滑油が「笑い(ユーモア)」だ。」
– 野村克也
「人は、他人の評価の中に生きている。」
– 野村克也
「他人が認めない個性など、ただの独りよがり。」
– 野村克也
「ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる。」
– 野村克也
「痛い目に合わないと人間は本当には変われない。」
– 野村克也
「一流になる人と一流近くまでいきながら二流で終わる人の差はどこにあるのか。私は「俺は俺」という強烈な自我の有無だと思う。」
– 野村克也
「全盛期を過ぎ、落差に耐えつつ、必死にやる、なんてことを惨めと感じる人はいるでしょう。ところが、僕はそうは思わないんですよ。なりふり構わず、自分の可能性を最後の最後まで追求する。そのほうが美しいという、これは僕の美意識です。」
– 野村克也
「特に若い人には『夢を持て、夢を持って生きろ』、この一点だけでいいと思う。『若人よ夢を持て』、それで十分だと思う。『俺は大人になったらこうなる』という明確な夢があると、本当に楽しい。俺の経験からいうとそうだ」
– 野村克也
「貴い知識・本質はいつの世でも、本来、単純明快である。」
– 野村克也
「一瞬のやる気なら誰でも持てる。けれども持続性のあるやる気は深く認識したものだけに宿るのである。」
– 野村克也
「努力に即効性はない。」
– 野村克也
「結果が出なくても、努力を続けた者だけが、夢や目標を達成できる。」
– 野村克也
「どうやったらライバルとの競争に勝てるか考えたとき、1日24時間の使い方の問題だ、と思った。」
– 野村克也
「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう。」
– 野村克也
「人間のいいところは、どんな可能性があるのか、その可能性を引き出す、見つけることが人生そのもの。(選手が)持って生まれたものだから、それを発揮したらいい。そういうのを見抜いてやるのも監督の手腕のひとつ。」
– 野村克也
「野球は技術力には限界がある。その先は頭で考えるしかない。そこから先がプロの世界なんだよ。」
– 野村克也
「反省などしていないで前を向こうという人もいますが私の考える反省は未来へ向かっている。常に前を向いて省みるから次のステップへ進める。」
– 野村克也
「固定観念は悪。先入観は罪。」
– 野村克也
「(大谷翔平に対して)最多勝とホームラン王の両方取れ。」
– 野村克也
「「叱る」と「褒める」というのは同意語だ。情熱や愛情が無いと、叱っても、ただ怒られているというとらえ方をする。」
– 野村克也
「大きな舞台になればなるほど、勝負は技術だけにとどまらない。人間そのものの対決になる。」
– 野村克也
「組織はリーダーの力量以上には伸びない。」
– 野村克也
「リーダーシップとは人を動かす、先を読むこと。人を動かすのは生きがい、夢、希望、目標、目的、ビジョン、興味、関心。」
– 野村克也
「コーチの第一義は、自信を無くしている、目標を失っている選手に、いかに意欲を出させるかということ。」
– 野村克也
「自分の持っているイメージと違うとすぐ矯正しようとする。こんな上司のもとにいる部下は不幸。」
– 野村克也
「有事に強い者、それは不真面目な劣等生。」
– 野村克也
「才能の無い者の武器は考えること。」
– 野村克也
「命令するからには、全責任は監督にある。つまり、クビになるのはおまえでなくワシや。だから、失敗してもいっこうにかまわない。おまえの失敗はおまえを使ったオレが悪いのだから、全てを出しきり、結果は神にゆだねろ。」
– 野村克也
「勝っているときが一番怖い。リードしているときが一番怖い。」
– 野村克也
「コンピューターがどんなに発達しようとしても、仕事の中心は人間だ。ならばそこには「縁」と「情」が生じる。それに気づき、大事にした者がレースの最終覇者となるのだと思う。」
– 野村克也
「人間の才能なんて、どこに隠されているか分からない。相手の話を聴いてみる。それが第一歩。そこから組織の活性化が始まる。」
– 野村克也
「感じて、考えて、調べて備えて、そして省みることで判断力を磨いていきました。そして、勇気を出して「えいや」で決断し実行に移す。選手としても監督としてもこのあり方をずっと実践してきた。」
– 野村克也
「笑顔と真剣な顔が、人間の一番素敵な顔。」
– 野村克也
「困難を「我慢する力」を育てる機会と捉えよ。」
– 野村克也
「心が変われば人生は変わるで。」
– 野村克也
「金を残すは三流、名を残すは二流、人を残すは一流」
– 後藤新平(野村克也の座右の銘)
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