立川談志の名言

「落語とは一期一会。いつ最高の落語ができるか、自分でもわからない」

ー立川 談志

「美談なんて嘘くさい。ほんとの美談は恥ずかしがって出てこない」

ー立川 談志

「落語は中人グラの四十七士じゃなくて、逃げちゃった残りの赤穂浪士二百五十三人が、どう生きるかを描くもんだ」

ー立川 談志

「評価ってのは相手が決めるもんだからね。いくら俺がうまい落語やっても『おしゃべり』っていわれたらそれまでだもん」

ー立川 談志

「イイ奴とは自分に都合のいい奴である」

ー立川 談志

「自分の幸せの基準がないヤツは、イヤなヤツだね」

ー立川 談志

「酒は人間を悪くするものではなく、人間がいかにダメなものかを教えてくれるものである」

ー立川 談志

「己に自信のないヤツが常識に従う。不安を持つから動き出す。人生なんて、食って、寝て、やっておわり」

ー立川 談志

「よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。現実は事実だ」

ー立川 談志

「泥棒さん江。この家は資料室という演芸等の資料だけです。金品はありません。疑うなら探すのはいいですが、荒らさないでください。ささやかですが、ご苦労賃です。泥棒代　3万円」

ー立川 談志

「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルにまで下げる行為、これを嫉妬というんです」

ー立川 談志

「幸運な人生の人には敗者、弱者の心情はわからない」

ー立川 談志

「賢い奴は何も言わなくても解ってる。馬鹿は言っても解らない」

ー立川 談志

「型ができてない者が芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになる。どうだ、わかるか？難しすぎるか。結論を云えば型をつくるには稽古しかないんだ」

ー立川 談志

「人間は自分を安心させるためにいろんなところに帰属するし、他人を見る時どこかに帰属させることで安心します」

ー立川 談志

「小言というのは、己の『不快感の瞬発的発散』であって、『教育』とは違う」

ー立川 談志

「快適さを精神において追求するのが文化で、物質に頼って求めるのが文明である」

ー立川 談志

「努力して良くなるなら、世の中みんな良くなってるはずですよ」

ー立川 談志

「落語は人間の小ささを大切にする。始末の悪さ、愚かさをそのまま語る。こういう人間の業を肯定してしまうところに、落語の物凄さがある」

ー立川 談志

「落語を上手くやるってのは訳ないんだ、いかに下手にやるかが大変なんだ」

ー立川 談志

「我が立川流は自己申告制です
真打になりたいと志らくが云ってきたので認めただけのことです。
なりたい奴はなればいい。
アタシの基準を満たせば、いつでも真打にしてやる」

ー立川 談志

「前座とは落語家になる為の修業中の身であって商品ではない」

ー立川 談志

「こいつが毎年ここで1万人を集める落語をやっているっていうから嘘だろうと思って来たら、まあ、これなら客も来るわな」

ー立川 談志

「現代においては命をかけて名誉を守るという精神は自明のことではなくなっている」

ー立川 談志

「人間なんて嘘という名の虚の中で生活している」

ー立川 談志

「矛盾に耐えることが修行」

ー立川 談志

「私は自分の事を二流だと思っているんです。二流の定義っていうのは、物事を論理的に考えて、自己を外せない人間」

ー立川 談志

「自分は立川談志という心意気だけは持っていたい」

ー立川 談志

「仙人の客に嫌われてもいいから、この一人の客に認められればいいんだ」

ー立川 談志

「立川流を作ったとき、もちろん形式的には形はない。だけど内容的にはあるだろうと本質を見極めようよ、落語に、または世の中に対してとね」

ー立川 談志

「子どもの時から喋ることが好きで落語をやりたかった」

ー立川 談志

「人間には異次元の矛盾があるんだ。それを常識、非常識と割り振って誤魔化して生きている。そこで出てくる矛盾を、昔は落語を聴いたりしてたんだね」

ー立川 談志

「人生は何が幸いするかわからない」

ー立川 談志

「不幸だ不幸だと愚痴るだけの生真面目さというのは、視野が狭い」

ー立川 談志

「逃げもする、反撃もする、反則もする。でも防弾チョッキは着ない。なぜなら格好悪いから」

ー立川 談志

「（オレは）落語家に帰属しているんじゃないんだね。オレは落語じゃなくて立川談志に帰属しているんだ。だからこれは大変」

ー立川 談志

「落語家を分離したら、オレはやっぱり志ん生師匠の部に入りますね」

ー立川 談志

「今のオレの落語はイリュージョン」

ー立川 談志

「どうやって笑わすかと笑いの大きさを求めていけば、当然過敏になろう」

ー立川 談志

「落語家というのは着物という重宝な、ちょっと人目を引く衣装があるから外からは、それらしく見えてしまう」

ー立川 談志

「落語ってのは己の持ってる色々な部分を役に投影した自分そのもの、分身みたいなもの」

ー立川 談志

「人間ってのは不完全な生き物だから、どこかでまとめなきゃいけないと思ってしまう」

ー立川 談志

「程度こそ違え、自分のレベルや力量を知らない人間が多すぎるんじゃないか」

ー立川 談志

「仕事をするっていうのは社会と繋がること」

ー立川 談志

「私の落語だって自分のアイデアを次々に試し、笑いのセンスをぶつけている。努力してるんじゃなくてやらずにいられないの」

ー立川 談志

「テレビを観る人はどこかで非常識を求めている」

ー立川 談志

「テレビというのは落語家が少しでも非常に傾くと受け入れないメディアですから、基本的に私にはお呼びはかからない」

ー立川 談志

「文学は分かりやすくなきゃダメ」

ー立川 談志