中原中也の名言

「ピカソは自由を求めて不自由に到る最短距離上の科学的天使です」
－中原中也

「芸術家たる芸術家が芸術作用を営みつつある時間内にある限りにおいて、芸術家は他に敵対的ではなく、天使に近い」
－中原中也

「芸術作品というものは、断じて人と合議の上で出来るものではない。社会と合議の上で出来るものでもない」
－中原中也

「お母さん、僕は本当は孝行者だったんですよ」
－中原中也

「腎臓炎になりました。二三週間は絶対安静を申付かりました」
－中原中也

「一切は、不定だ。不定で在り方は、一定だ」
－中原中也

「昔私は思っていたものだった　恋愛詩なぞ愚劣なものだと　けれどもいまでは恋愛を　ゆめみるほかに能がない」
－中原中也

「退屈です。毎日手紙を書かないことはありません」
－中原中也

「芸術というものは、幾度もいう通り名辞以前の現識領域の、豊富性に依拠する。すなわちそれは人為的に増減できるものではない。かくて、芸術家は宿命的悲劇にさらされている」
－中原中也

「人がもし無限に面白かったら笑う暇はない。面白さが、ひとまず限界に達するので人は笑うのだ」
－中原中也

「私の上に降る雪はいと貞潔でありました」
－中原中也

「『これが手だ』と、『手』という名辞を口にする前に感じている手、その手が深く感じられていればよい」
－中原中也

「こんな思いをするのなら花や草に生まれたかった」
－中原中也

「色々話したいこともありますが、手紙に書くと自己責任感ばかりが露出しになるので、いやになります」
－中原中也

「創造とは流血なんだ」
－中原中也

「文也も詩を好きになればいいが　※文也は実の息子の名前、2歳の時に小児結核で死去」
－中原中也

「芸術家よ、君が君の興味以外のことに煩わされざらんことを」
－中原中也

「胃酸過多で食欲がないのが、いやな気持だ。煙草の味まで大変悪い」
－中原中也

「芸術とは、物と物との比較以前の世界内のことだ。笑いが生ずる以前の興味だ」
－中原中也

「小説も批評も、もう読みたくありません。読むとすればやっぱり詩です」
－中原中也

「汚れちまった悲しみに今日も小雪の降りかかる　汚れちまった悲しみに今日も風さえ吹きすぎる」
－中原中也

「美とは宿命である」
－中原中也