【我思う】デカルトの名言【ゆえに我あり】

「疑いは知のはじまりである」
－ルネ・デカルト

「真理を探究するのであれば、人生において一度は、あらゆる物事をできる限り深く疑ってみる必要がある」
－ルネ・デカルト

「世間の評判から人々の意見を知ることは自己教育の新しい手段である」
－ルネ・デカルト

「良書を読むことは、著者である過去の世紀の一流の人々と親しく語り合うようなもので、しかもその会話は、彼らの思想の最上のものだけを見せてくれる」
－ルネ・デカルト

「難問はそれを解くのに適切かつ必要なところまで分割せよ」
－ルネ・デカルト

「精神を向上させるためには、学ぶことよりもより多く熟考していくべきである」
－ルネ・デカルト

「私は何よりも数学が好きだった。論拠の確実性と明証性の故である」
－ルネ・デカルト

「私は自分の行為をはっきりと見て、確信をもってこの人生を歩むために、真と偽りを区別することを学びたいという、何よりも強い願望をたえず抱いていた」
－ルネ・デカルト

「法律の数がやたらに多いと、しばしば悪徳に口実を与えるので、国家はごくわずかの法律が遵守される時の方がずっとよく統治される」
－ルネ・デカルト

「私がその時までに受け入れ信じてきた諸見解全てに対しては、自分の信念から一度きっぱりと取り除いてみることが最善だ」
－ルネ・デカルト

「大人になる前の子供は、色々な欲求や教師たちに長いこと引き回される。しかしそれらの欲求や教師はしばしばお互いに矛盾し、またどちらも恐らく、常に最善のことを教えてくれたのではない」
－ルネ・デカルト

「旅にあまり多くの時間を費やすと、しまいには自分の国で異邦人になってしまう」
－ルネ・デカルト

「私は哲学でまだ何も確実な原理を見出していないことに気づき、何よりもまず、哲学において原理を打ち立てることに努めるべきだと考えた」
－ルネ・デカルト

「いくら良いものでも、我々の外にあるものはすべて等しく自らの力から遠く及ばないとみなせれば、生まれつきによるような良き物がないからと言って、自分の過ちで失ったのでなければ、それを残念に思わない」
－ルネ・デカルト

「我々の意思は、知性がモノの善悪を表示するのに応じてのみ、それに従ったり、避けたりするのだから、よく行うためにはよく判断すれば十分であり、従って、最善を尽くすためには、つまり、あらゆる美徳と共に我々の手に入りうる他の全ての善を獲得するためには、出来る限りよく判断すれば十分なのである」
－ルネ・デカルト

「私は検討する命題の虚偽あるいは確実性を根拠薄弱な憶測ではなく、明晰で確かな推論によって明らかにしようと努めて、どんなに疑わしい命題にぶつかっても、そこから常に、十分に確実な何らかの結論を引き出すことができた」
－ルネ・デカルト

「ダイヤモンドのように腐らない物質でできた体や、鳥のように飛べる翼を持ちたいと望まないように、いわゆる必然を美徳とすることによって、病気でいるのに健康でありたいとか、牢獄にいるのに自由になりたいなどと望まなくなる」
－ルネ・デカルト

「一つのことから他の事を演繹するのに必要な順序を常に守りさえすれば、どんなに遠く離れたものにも結局は到達できるし、どんなに隠れたものでも発見できる」
－ルネ・デカルト

「私たちと全く反対の意見を持つ全ての人が、それゆえに野蛮で未開だというわけではなく、それどころか、多くの人が私達と同じかそれ以上に、理性を働かせていることに気づいた」
－ルネ・デカルト

「完全に我々の力の範囲内にあるものは、我々の思想しかないと信じるように自分を習慣づける」
－ルネ・デカルト

「どんな体もなく、どんな世界も、自分のいるどんな場所も仮想できるが、だからといって、自分が存在しないとは仮想できない」
－ルネ・デカルト

「私の思索が大いに自分が気に入ったとはいえ、他人もまたおそらく、それ以上に気に入った自分なりの思索を持っている」
－ルネ・デカルト

「私の思想を伝えることで、他の人々が受けるだろう利益について言えば、これもまたたいしたものではないだろう」
－ルネ・デカルト

「執着というのは、自分にとって価値のあるものを所有し続けたいという欲望に関する『懸念』の一種である」
－ルネ・デカルト

「私が検討する難問の一つ一つを、出来るだけ多く、しかも問題をよりよく解くために必要な小部分に分解すること」
－ルネ・デカルト

「同一の事柄について真理は一つしかありえないのに、学者たちによって主張される違った意見がいくつかあるのを見て、私は真らしく見えるにすぎないものは一応虚偽とみなした」
－ルネ・デカルト

「実際に人々が何を考えているのかを理解するには、彼らの言葉ではなく、行動に注意を払えばよい」
－ルネ・デカルト

「だれかが僕の感情を害するとき、悪意が届かないように自分の魂を高く上げるんだ」
－ルネ・デカルト

「理性すなわち良識が私たちを人間たらしめ、動物から区別する唯一のものであるだけに、各人のうちに完全に備わってると思いたい」
－ルネ・デカルト

「その人たちの意見が実際にどのようなものかを知るには、彼らの言うことよりもむしろ行うことに注意すべきだと思われた」
－ルネ・デカルト

「感覚は時に私たちを欺くから、感覚が想像させる通りのものは何も存在しないと想定しようとした」
－ルネ・デカルト

「我々が完全無欠ではないゆえに、我々の思考も全てが真ではありえないのだから、思考の持つ真理性は、夢の中においてよりも、むしろ目覚めて持つ思考において、間違いなく見い出されるはずである」
－ルネ・デカルト

「私は一つの実態であり、その本質ないし本性は考えるということだけにあって、存在するためにどんな場所も要せず、いかなる物質的なものにも依存しない」
－ルネ・デカルト

「何か最高に有能で狡猾な欺き手がいて、私を常に欺こうと工夫を凝らしている」
－ルネ・デカルト

「驚きには、我々が対象の大きさに驚くか、それとも小ささに驚くかに従って、尊重と軽視とが結びつく」
－ルネ・デカルト

「一つのことについては一つの真理しかないのだから、その真理を見つける人は誰でも、それについては人の知り得る限りのことを知っているわけである」
－ルネ・デカルト

「たくさんの部品を寄せ集めてつくり、色々な親方の手を通ってきた作品は、多くの場合、一人だけで苦労して仕上げた作品ほどの完成度が見られない」
－ルネ・デカルト

「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである」
－ルネ・デカルト

「勉学に努めた結果、私は多くの疑いと謝りに悩まされている自分に気がつき、益々自分の無知を知らされたという意外、何も得ることがなかった」
－ルネ・デカルト

「旅人は、あちらに行き、こちらに行きして、ぐるぐるさまよい歩いてはならない」
－ルネ・デカルト

「私は、学校で行われている討論というやり方で、それまで知らなかった心理を何か一つでも発見したということを見たことがない」
－ルネ・デカルト

「残念とか後悔とかを起こすものは、ただ不決断のみです」
－ルネ・デカルト

「仕事から得られる満足は私の精神を完全に満たし、他のことはすべて、心に触れなくなった」
－ルネ・デカルト

「過去の世紀になされたことに興味を持ちすぎると、現世紀に行われていることについて往々にしてひどく無知なままとなる」
－ルネ・デカルト

「全てを偽りと考えようとする間も、そう考えているこの私は必然的に何者かでなければならない」
－ルネ・デカルト

「健康は紛れもなくこの世で最上の善であり、他のあらゆる善の基礎である」
－ルネ・デカルト

「極めてゆっくり歩む人でも、常に真っすぐな道を辿るなら、走りながら道を逸れてしまう人よりも、はるかに前進することができる」
－ルネ・デカルト

「楽観主義者は何もないところに明かりを見るが、なぜ悲観主義者はいつだってその明かりを吹き消そうとするのだろうか？」
－ルネ・デカルト

「最も優れた人間は、最高の美徳だけではなく最大の悪徳も持つ」
－ルネ・デカルト

「秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。大切なのは、それをうまく活用することである」
－ルネ・デカルト

「私は疑うためにだけ疑い、常に非決定できないようにする懐疑論者たちを真似たわけではない」
－ルネ・デカルト

「我々の住むこの世界が、私の提示したような具合に創造されたと推論するつもりはなかった」
－ルネ・デカルト

「欲望はいつも未来に向かっていることが明らかである」
－ルネ・デカルト

「私が明証的に真であると認めるものでなければ、どんなことも真として受け入れないことにする」
－ルネ・デカルト

「不決断以外に深く後悔させるものはない」
－ルネ・デカルト

「人間の誤りの主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である」
－ルネ・デカルト

「良い精神を持っているだけでは十分でなく、大切なのはそれをよく用いることだ」
－ルネ・デカルト

「架空の喜びはしばしば本物の悲しみよりも価値がある」
－ルネ・デカルト

「どれが最も真なる意見か見分ける能力が我々にない時は、最も蓋然性の高い意見に従うべきだ」
－ルネ・デカルト

「あらゆるものは自明である」
－ルネ・デカルト

「完全数は完全な人間と同様、極めてまれだ」
－ルネ・デカルト

「多くの人は自分が何を信じているか自分でも分からなくなっている」
－ルネ・デカルト

「私は、私が見ている物は全て偽であると想定しよう」
－ルネ・デカルト

「世界ではなく、自分自身を征服せよ」
－ルネ・デカルト

「自分自身の思考を除いて、我々の中で絶対的な力など存在しない」
－ルネ・デカルト

「極端からは最も遠い、一番穏健な意見に従って自分を導いていく」
－ルネ・デカルト

「良識はこの世でもっとも公平に配分されているものである」
－ルネ・デカルト

「賛成の数が多いと言っても、何一つ価値のある証拠にはならない」
－ルネ・デカルト

「反論は有益であろうとも言える」
－ルネ・デカルト

“I think, therefore I am”
「我思う、ゆえに我あり」
－ルネ・デカルト